中学生になり、プログラマーになる夢は、ますます大きくなりました。
その頃、世間では、ゲームコンテストが盛んに行われていて、
中村光一がエニックスが開催したゲームホビープログラムコンテストで、準優勝し50万を獲得し、
それを見て、「歌って踊れるプログラマー」と言っては、中村光一を目標にしました。
NEC PC-8801mk2というパソコンを購入し、
ますます、コンピュータのプログラミングにのめりこみました。
PC-9801というパソコンを兄が購入し、しばらく野球のシミュレーションゲームをしていましたが、
突然、「飽きたお前にやる」と言って、一式を私にくれました。
今思うと、コンピュータにのめり込んでいる私を見て、兄がパソコンを買ってくれたのだと思います。
周辺機器が、またやたら高く、5インチFDディスク装置が、ほぼ本体と同価格していました。
高校に入り、物理部の部長になり(実質、パソコン部)、コンテストなどにも応募しました。
その頃の企業は太っ腹で、開発用コンピュータを無償提供し、コンテスト終了後も返却しなくて良いというものでした。
PC-6001mkIIというパソコンで、音声合成(しゃべる)機能を搭載していました。
コンテストの方は、全然駄目でしたが、文化祭で、コンピュータにしゃべらせて、デモをした記憶があります。